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個別指導を成功させるために必要な3要素

目次

はじめに

1.個別指導や塾の正しい使い方

2.①教師との相性

3.教師との相性を知るには?

4.②生徒様のやる気

5.生徒様のやる気を知るには?

6.③ご家庭のサポート

7.ご家庭のサポートを知るには?

むすび

はじめに

個別指導や塾については、いろいろな情報が錯綜しているようです。

例えば「教師が生徒様の学力を『上げる』」とか「成績は『保証』されるもの」とか、そういったものは誤解を生む最たるものだと思います。

 

しかし、個別指導や塾は無力ではありません。

うまく活用すれば、生徒様の学力のみならず家庭環境や学校生活も大きく改善できる可能性があります。

 

以下では、私が塾や家庭教師をやってきて痛感している3つのこと、すなわち「①教師との相性」「②生徒様のやる気」「③ご家庭のサポート」ということについて、ぜひ踏まえておいていただきたいことをご説明いたします。

1.個別指導や塾の正しい使い方

個別指導や塾は、なぜ集団指導に比べて効果的であるといわれるのでしょうか。

 

もちろん、実際には集団指導には集団指導なりのメリットがありますが、私の言いたいことはそこにはありません。

私が申しあげたいのは、ご家庭が「個別指導や(個別)塾」に入れて、時間とお金を投資すれば自動的に成績が上がる、と考えている場合があるということです。

 

例えば〇万円投資すれば、テストの点数は〇点上がる!というたぐいのものです。

 

当然、こちらも生徒様やご家庭に対しては最大限の「サポート」はいたします。

しかし、それはあくまでの「サポート」なのです。

教師のできることは、生徒様の「やる気を後押しすること」です。

 

 

つまり「やる気はあるけれども結果が出ない」というパターンのほうが、「やる気がないから結果が出ない」というパターンよりも成功する可能性が高いということです。

 

そしてまた、個別指導や個別塾ではコミュニケーションによって生徒様の可能性を高めていきますから、当然のごとく教師と生徒様の相性や、また親御様も含めた3者(教師、生徒様、親御様)の関係性も成果に大きく影響してくるのです。

 

 

ですから、欲を言えば「他人に頼る前」に、まず「自分自身でできることはないか」ということを考えてみてください。

そして、そうするとおのずと自分たちだけではどうしても足りない、行き詰まる点が見えてくると思います。

 

簡単に言えば、ご家庭内でよく話し合って合意を形成してから、塾や個別指導などにいらっしゃると、状況が複雑化せずに済みます。

2.①教師との相性

まずもって大事なのは、教師と生徒様が「一緒に頑張っていける」ようになっているかどうかという「相性」の問題です。

 

相性は「あうあわない」ということが必ずあります。

それは単に人の性格が多種多様であるということに加えて、生徒様が個別指導の「マイペース」な雰囲気になじめるかどうかということも関係があるとみています。

 

もちろん、こちらとしてもたるまないようには全力を尽くします。

しかし、場合によっては集団指導と併用したほうが「教師とうまくいく」こともあるでしょう。

 

ですから、この辺りは完全な個別対応です。

3.教師との相性を知るには?

教師との相性を知る一番良い方法は「一度実際に授業をしてみること」です。

ただ、いきなりそこに至るのは難しい場合もあるでしょう。

 

ですから、このホームページでは動画をはじめ、さまざまなコンテンツを用意して、私自身の人となりをできる限り把握できるような環境を準備しています。

 

ただ、やはりそうはいっても体験授業に勝るものはありません。

それは教師にとっても同じです。

相性があっていない状態でいきなり授業を始めると、大きな困難に直面することが予想されるからです。

 

ですから、私共では「2回まで体験授業を無料」としています。

参照:「お問い合わせの前に

4.②生徒様のやる気

やる気というものは、最近結構フィーチャーされているような気がしますが、しかしやる気が重要なのは、インターネット以前の世の中から変わっていません。

 

ただ最近は「やる気がなくても塾や家庭教師に行けばやる気が出る」というまことしやかな「でたらめ」が散見されます。

 

確かに、今まで「相性が合わない」ということが根本にあって、勉強に対しておっくうになったという生徒様がこちらにきて「勉強の仕方が分かった」という例はたくさんあります。

 

ただ一方で「純粋に努力がきらい」「面倒くさい」「楽して成績を上げたい」と考えているような生徒様の場合には、あまり好ましい結果とならず、最終的には途中でやめてしまうということもありました。

 

ですから、それも踏まえて最近の体験授業では「生徒様のやる気」や「努力に対する耐性」をみるようにしています。

5.生徒様のやる気を知るには?

上述の通り、体験授業をしてこちらが生徒様の様子をリアルタイムで見ることができれば、最も正確な情報が私に伝わります。

 

 

しかしながら、お問い合わせ以前の段階でご家庭が「生徒様は本当に頑張れるのだろうか」ということで不安に思われることもあるでしょう。

 

そうした場合には、今までの生徒様の性格を振り返ってみてください。

例えば勉強に限らず、いままで好きなことのために嫌なことを我慢できたかどうか、他人を尊重し自分にできることを頑張るタイプなのか、ということでもよいです。

6.③ご家庭のサポート

見落とされていることが多い、というよりもあえてミスリードさせるような要素が多いのが、この点です。

 

例えば「成績保証」や「生徒様が『自然と』やる気になる」ことをアピールしている場合には、その背景に「ご家庭は何もしなくても、ほったらかしで成績が上がる」ということが前提とされている気がします。

 

しかし、それはある意味では正しくある意味では誤っています。

「正しい」側面というのは、別にご家庭は勉強を教えなくてもよいということです。

※もちろん、教えられる場合にはこちらとしては助かりますが。

つまり、ご家庭の塾や個別指導における役割というのは生徒様の精神的なサポートをするということです。たとえて言うなら、生徒様のカウンセラー、相談役です。

 

だいたい、うまくいくご家庭というのは、生徒様に対して圧力をかけるのではなく、むしろ勉強疲れを吸収する役割を果たしていることが多いです。

 

反対に、「これはまずいな」というご家庭は、教師と生徒様の両方が「勉強」という圧力をかけているので、負担が倍増しさらに委縮していってしまっています。

 

つまり、塾や個別指導という要素を追加することによって変化する学習環境、家庭環境を、ご家庭がうまくカバーすることが求められるというわけです。

7.ご家庭のサポートを知るには?

ご家庭のサポートがどうなるかということは、だいたいお問い合わせの段階でわかります。

 

詳しいことは言語化できませんが「生徒様のことを後押ししたいご家庭」と「生徒様にプレッシャーを掛けたいご家庭」の違いは分かるようになりました。

 

それは、体験授業や面談においてより明らかになります。

むすび

いかがだったでしょうか。

 

久しぶりに一般的な教育論を書いてみましたが、しかしここに書いてあることは私がここに書くまでもないごくごく当たり前のことだと思います。

 

ただ最近のネット社会、とりわけ教育業界には「(ご家庭にとって)甘い誘惑」や誤解を誘うミスリードがあまりにも多く、気になることが多々あったのでこうして文書化してみたというまでのことです。