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個別指導塾(家庭教師)の選び方

目次

はじめに~何にでも共通すること~

1.第一印象は重要だが重要ではない

2.「いいものは高い」が「高いものはいい」とは限らない

3.「教師のスキル」の中で何を重視するか

4.「家庭教師の白井」の広告宣伝に関する考え方

総括~双方に利益のある教育サービスは意外に少ない

はじめに~何にでも共通すること~

私は家庭教師や塾の仕事も好きですが、趣味の範囲内で「F1の経営」について調べたことがあります。

 

そこで最高責任者が言っていたこととして「払っただけのものしか得られない」という言葉が非常に含蓄あるものとして印象に残っています。

 

考えてみれば、家庭教師や(個別指導)塾においても、そうではないでしょうか。

教育は「〇円払えば〇日後に〇点上がる」というような単純なものではないと私は思うのですが、それでも良い教育と悪い(ないしは意味のない)教育というものは存在します。

 

今の世の中では選択肢が飽和していることは、常々お感じになられていることでしょう。

しかし、本当に良いものというのはいつの時代も限定的なものです。

 

以下、このたびは良い教育サービスを見つけるためには、どのようなことに気を付けなければならないのか、ということについて私個人の見解やお客様から実際にお聞きしたことも含めて、具体的にご説明します。

1.第一印象は重要だが重要ではない

ここでいう「第一印象」というのは、「教師の外見から受ける印象」のほかに「ウェブサイトやパンフレットの構成」「教室の様子」や「料金プラン」なども含まれます。

 

私は第一印象は結構当たるほうです。(自分でいうのもなんですが)

ただ、その反省として考えることが何点かあります。

すなわち「自分を売り込むのがうまい人」は概して「第一印象が良い」のですが、かといってその人が提供しているものやサービスの実質が優れているとは限らないのです。

 

特に、家庭教師や塾講師は職人肌の方が多いため、その中でセールス上手の人がいればなおさら目立ってしまいます。

ただ、(私の考える)良い(個別指導)教師というのは、生徒様1人に対して熱心かつ冷静に指導力を注げる人です。

だれに対しても愛想の良いセールス上手の人は、八方美人的な側面もあるかもしれません。

 

したがって第一印象については「重要ではあるけれども、あくまでも冷静かつ客観的にみていく」というスタンスをお勧めしたいと思います。

2.「いいものは高い」が「高いものはいい」とは限らない

中学校や高校数学の「集合」の問題のようですが、これは明らかに事実です。

 

とりわけ「家庭教師や個別指導塾」のように具体的な形や納期のない「抽象的なもの」を目的としている場合には、なおさら「値段=質の高さ」とはいいがたい側面があります。

 

ただ、それでもサービスの価格(授業料、月謝)の金額が、ある一定水準を下回ると、がくんとサービスの質が落ちるという経験もあります。

 

家庭教師や(個別塾講師)の場合は、「(世間一般的に)時給が高い」という認識をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実際は労働時間が短いため日給に直すと大したことはないということがよくあります。

したがって、そのことを考慮に入れると時給2,000円以上というのが、教育サービスの品質を保つギリギリのラインではないかと考えています。

※ちなみに「家庭教師の白井」の授業料は、2,250円~2,500円/時間です。

※また個人経営以外の教育サービスでは授業料の半分くらいは業者に行って、残り半分くらいしか教師には渡らないという事情も考慮に入れる必要があります。

 

 

一方で「値段は高いけれどもその値段に値しない」というものやサービスも世の中にはたくさんあります。

教育サービス業界に関していえば、「高額な教材を販売して家庭教師と抱き合わせにする業者」がその典型例ですが、ほかにも「教師の学歴が高い(あるいは何らかの試験の結果がよい)→高額設定」としている傾向(特に個人契約に多い)には疑問を感じています。

 

ご家庭の目的というのは「高額な教育サービス」を購入することではなく、それはあくまでも手段に過ぎないということを改めてご確認ください。

3.「教師のスキル」の中で何を重視するか

教師の力は大きく分けて2種類あると思っています。

1つは「教える力」でありもう1つは「伸ばす力」です。

 

第1の「教える力」というものは、教師の知識や学力以外にも「説明能力」「アドリブのうまさ」というものも含んでいます。

ですので、教師の「教える力」を知りたければ、教師とある程度会話してみて、教師がうまくアドリブに柔軟に対応できているのか、ということを見てみるとよいです。

 

第2の「伸ばす力」というのは、「生徒を客観的に観察する能力」と「生徒を熱心に指導する姿勢」とを両立できているかどうかということと言い換えることができます。

ですので、教師の「伸ばす力」を知りたければ、教師の性格があまりに事務的すぎず、かといって熱心すぎて盲目になっているわけでもない、というバランスをご家庭の側が「熱心かつ客観的に観察」する必要があります。

 

 

他にも、なにか「スキル」というものはあるかもしれませんが「○○大学卒業」とか「○○のテストで○○という結果だった」ということを軸に売り込む「セールスマン教師」は、あまり教わる側にはメリットがないと思われます。

※余談ですが「教師のセールス能力」を「家庭教師派遣業者(の営業マン)」が補っている側面があり、そのしわ寄せが料金としてご家庭に来ているように感じています。

4.「家庭教師の白井」の広告宣伝に関する考え方

かくいう私共「家庭教師の白井」も地元の広告会社である「電広」様(URL:http://kure-denko.co.jp/)と提携し看板を出したり、こうしてホームページを作成(Jimdo)しています。

 

ただ、広告宣伝はあくまで「手段」であって「目的」と間違えてはいけないと思っています。

また「お客様を勘違いさせてでも契約をとる」のではなく「お客様に正しく情報提供して、しっかり熟慮していただいたあとに契約する」ということが長く続ける秘訣です。

 

そのため、広告宣伝費用は最小限にとどめるため、このようにホームページを軸として情報を発信しながら、生徒様を募っているわけです。

総括~双方に利益のある教育サービスは意外に少ない

いかがだったでしょうか。

 

もしかすると「心当たり」があるという方もいらっしゃるかもしれません。

「良い教師との縁」を得ることは、なかなか待っているだけでは難しいものです。

そのためご自身の「人を見る目」を様々なところを見て、研鑽されていくことをお勧めします。