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いわゆる「やり方」について

目次

 

1. まえおき

2.「やり方」を「内容」を区別する意義

3.「やり方」を身に着けるには

4.「やり方」は社会に出ても役に立つ

5.まとめ

1.まえおき

かつて「5W1H」という記事を書きましたが、そこでもいつどこで何をするのかということに加えて「どうやってやったらいいか」というやり方のお話をしました。

 

 

このたびは、勉強をする場合において「何をするか」とかいう一般的によるある話ではなくて、やり方を変えるだけで同じことをする場合でも大きな違いが出る(かもしれない)ということについて、ご説明します。

2.「やり方」を「内容」を区別する意義

「内容」というのは、教わる側からすれば「この問題はどうやって解くのか」ということであり、教える側からすれば「この問題の解き方を教える」ということです。

 

実際、書店などを見ても各教科・各分野の「攻略法」に関する書物は非常にたくさんあり、また家庭教師の自己PRなどをみても「○○という分野についてはよくできる」という「内容」に関するものが目立ちます。

 

しかし、家庭教師を(塾ではなく)選ばれる生徒様の抱えている問題は、そんなに単純なのでしょうか。

ある問題が分からないのであれば、解説を見るなり学校の先生に聞けば足りることです。

 

問題はそこではなく「勉強のやり方」「手順」そのほか「ペース管理」などにあるとみています。

こういったものは「ノウハウ」であり、知識とは異なるのである程度自分の体験を媒介して学習しなければ身になりません。

 

 

家庭教師の役目というのは、むしろこの「体験」をうまく提供するということではないでしょうか。

3.「やり方」を身に着けるには

何かで読んだのですが、物事をうまく運用するためには「心技体」をしっかりとバランスよくもつことだそうです。

 

そしてこのうち他人から教えてもらうことができるのは、技術だけでありほかは自分で習得する必要があるとも言います。

 

「やり方」というのは、ここでいう「心」あるいは「技」に相当するものだと考えています。

 

うまく要領よく勉強するためには、自分の頭で物事を再解釈する力が非常に有用です。

ですから、教える側としては「思考の整理学」をうまく提供しなければならない、ということでもあるのです。

 

そのために具体的に行うとよいのは「要約」です。

これは、国語(現代文)だけでなく、数学や英語であっても「○○はこういう意味である」ということを逐一自分の言葉で説明できるようにさせることです。

 

それができるようになるためには、自分で試行錯誤する過程が欠かせません。

しかし、完全に放置しておくと袋小路に詰まってしまう恐れがありますので、うまく障害物を適度に除去してあげる必要があります。

 

 

このあたりは、家庭教師のスキルの見せ所です。

4.「やり方」は社会に出ても役に立つ

私共の最終的な目標は「社会に出ても役に立つ教養(インテリジェンス)」を身に着けてもらうことです。

 

教養とは、自分(や相手)のよく知らない分野であっても、自分である程度までは理解して異なる分野の橋渡しができる能力のことです。

 

こうした能力は、たとえばエントリーシートや面接などで自分の能力をアピールするのに大いに役立ちます。

社会はシングルタスクではなくマルチタスクの集合体であり、それらを要領よく処理していくことが「仕事ができる人」になるための必須要件だからです。

 

ですから、学校の知識は抜けてしまっても、自分で考える頭だけは残るというような、積極的な教養を身に着けてもらえるように尽力しています。

 

5.まとめ

いかがだったでしょうか。

やや抽象的なお話になりましたが、要するに「単純作業」に特化した人間になってほしくないということです。

※これらの分野が将来的にAIにとってかわられるということもあります。

 

その人が主体的に、自律して生きるためには「教養」が不可欠だと思っています。

「やり方」を学ぶことはまさに教養を身に着けることであり、私共も普段のテスト対策などで余裕があれば、そういった方面のてこ入れも行っています。